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高歯技ニュース

3月例会と勉強会

例年3月の第1土曜日が例会の日なのですが、その日は福祉センターのお祭りで使うことができず、今回は第2土曜日の12日に行いました。

会場を高崎総合福祉センター創作室に移してから一年。

以前の昭和(大正?)レトロな公民館もある意味風情がありましたが、総合福祉センターは明るくて綺麗でいいです。

昨年度までは、暗くて寒い無人の公民館の鍵を開けて例会の準備をし、暖房と証明を点けて会員が集まるのを一人で待つの結構怖いものがありました...((;゚Д゚))

今回も明るいエントランスで受付を済ませ、プロジェクター一式をレンタルして創作室へ。

参加者は、萩原(輝)、金井、渡邉、清水、佐藤、坪根、髙宮、高橋、今井の9名でした。

年度末なので来期の新役員を発表し、群技理事会で承認された議題などの報告をおこないました。

会議のあとは勉強会です。

今回のお題は前回萩原さんが参加者に出した宿題を持ち寄って「形態」についてあれこれ意見を出し合いました。

その宿題とはこちら。

この模型に右上中切歯1本をワックスアップしてくるというものです。

検討しなければならないポイントがいくつもあります。

・元々は正中離開である。

・支台歯遠心隣接部の形成量がやや不足している。

・反対側の中切歯が補綴物だ。

・両側の側切歯の大きさがばらばら。

結構かたちをとるのが難しいケースです。

今井の持ってきたワックスアップがこちらです。

たまたま写真に撮ってスライドにしてきたこの形態をタタキ台に、様々な意見が交わされました。

「清掃できなんじゃないか?」

「遠心のフレーム強度が確保できないのでは?」

「患者さんが何を求めているかに答えるのが大切」

「コンタクトポイントの位置はどうやって決めるの?」

特に結論は出ませんでしたが、時間まで多くの意見が出されました。

私を含め、個人で仕事をしている歯科技工士が多い中、違う人の考え方に触れる機会の大切さを実感する時間でありました。

高歯技では活発にこのような勉強会を開いています。

他地域会員の方や会員外の方も参加可能ですので等HPのフォームや当会会員のFacebookなどからお問い合わせ下さい。

記事:今井 

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