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高歯技ニュース

EVAシート3,8ミリ 使用のマウスガード製作


平成30年度11月10日(土)高崎総合福祉センターにて例会及び

勉強会が行われました。

例会では佐藤会長が先日、群馬県歯科医師会館にて行われた

「身元確認訓練研修会」の報告がありました。

これから災害等において身元不明者の発見において、

歯科従事者の役割として自分たちに何ができるか改めて考えさせられました。またこのような研修機会に積極的に参加し、万が一に備えて即戦力になるためのトレーニングの必要性を感じました。

会後の勉強会では、会員の萩原氏が、

「EVAシートによるマウスガードの制作」と題し発表が行われた。

近年、マウスガードの必要性は増えており、スポーツマウスガード・

顎関節症予防・睡眠中の歯ぎしり防止・出産時の噛み締め防止などと

用途は様々で多岐にわたる。その中で今回は制作におけるポイントを細かく

解説していただいた。

 マウスガードを制作する際に様々な種類の機械が発売されているが、

いかに模型にしっかり適合されるかが重要である、その際に製作模型の

厚さやマウスガードシートの圧接タイミング、冷却し模型から

切り離すテクニックなど要点をわかりやすく解説していただいた。

また、クリア色のシートを使用する場合に綺麗に研磨するためのテクニックとして

クロロフォルムを使用するなど艶出しのノウハウを教えて頂きました。

このような機会を通し、熟練から様々のテクニックを伝授してもらい、また

日頃の臨床の悩みをたくさんの会員で共有しアドバイスをもらえる有意義な

時間でした。今後の様々な内容の勉強会に期待しています。


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