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高歯技ニュース

高崎歯科技工士会活動報告

3月11日(土)高崎市総合福祉センターにて高崎歯科技工士会月例会と勉強会が開催されました。本会では月例会終了後に会員や歯科メーカーの方とも勉強会を開催しています。日頃の仕事の悩みなどを、皆でディスカションし合うことで意見交換を行っています。同時に、未入会の歯科技工士の方にも参加してもらい歯科技工士会の活動を知り入会してもらえるような機会も作っています。

今回は高崎歯科技工士会会員で株式会社ビットラボの今井俊介氏による「歯科技工における写真の活用と私のシェードテイキング方法」と題した勉強会を行いました。

現在、コンピューターやSNSの普及により、口腔内写真をメール等で頂く機会が増えている反面、リスクにも目を向ける必要があること。カメラの選択、ストロボの選択、リングライトの当て方など、適正な情報を写真に反映できるようお互いに共通認識を持って進めていくことが重要になります。歯科技工士にとって模型上の補綴物で満足するのではなく、口腔内にセットしてからの写真を観察することがとても勉強になると話されました。写真からいかに隣在歯の特徴を分析し補綴物に再現できたかマテリアルの選択や陶材の築成方法などを分析しレシピを作成しくトレーニングが必要だと話されました。

今井氏は臨床経験も豊富な方ですが、現状に満足せず今なお進化を求めており、若手技工士にとって先輩が苦労して得た技術を直に学べる機会はとても貴重な時間だと思います。また、最後に会長の佐藤修氏もケースプレゼンをし、ケースにおけるマテリアの選択、形態、色調の特徴付けなどに関して様々な意見交換を今井氏と交わしました。

技工操作は答えが一つではないだけに今回の勉強会を通じて、違うアプローチ方法から技法を考えられるようになり、改めて勉強会の大切さを実感しました。

 興味がある方は次回、勉強会の参加お待ちしています。


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